家計簿挫折を繰返し挫折の理由を考えた

家計簿挫折を繰り返す

家計簿をつけるのって正直面倒くさい。私、結婚して何度も家計簿に挫折しました。幼少期は貯金大好きな子供だったし(←貧乏だったから反動で貯金が趣味となった)、これでも独身時代には毎日手書きのお小遣い帳をつけていた事もあるのです。会社では経理のお仕事をやっていた時期もありました。

なのに何故、家計簿は続けられないのだろう?

毎年、年の終わりに書店へ並ぶ沢山の家計簿を見ては、「今年こそ家計簿をつけよう!」「心機一転、頑張ろう!」と決心するのに、その思いはいつも長続きせず、ひどい時は、家計簿を購入した事に満足してしまって未記入のまま終わった年もありました。

市販の家計簿、雑誌の付録、袋わけ、家計簿ソフト、いろいろ試しましたがいつも挫折の繰り返し。何度も挫折を繰り返すうちに、だんだん苦手意識が強くなり、家計簿をつけるのってなんて大変なんだろう!!と見るのも嫌になったものです。

今思うと、共働きの頃は適当に暮らしていても何とか貯金できたし、まさか自分が働けなくなるだなんて思っていませんでしたから「家計簿つけなきゃ・・・」と思いつつ、いまいち真剣さが足りなかったのかもしれません。もしくは、心のどこかで家計簿なんてつけなくても構わないと思っていたのかも?

きちんと家計簿をつけようと思ったきっかけ

家計簿挫折を何度も繰り返していた私が「きちんと家計簿をつけよう!」と思ったきっかけは「職を失った」からでした。

世の中だんだん不景気になり求人が激減。私は生活環境の変化と年齢・身体的理由もあいまって、しぶしぶ専業主婦となりました。「職を失った」と言っても、夫の給料があるのですぐ生活に困るようなことはありませんでしたが、収入源が夫の給料だけになって改めて、家計簿の重要性をひしひしと感じるようになったのです。

赤字家計を省みず、のほほんと暮らしていたら、いずれは借金生活に突入してしまうかもしれないという恐れもありましたし、もし万が一そんな事になったら、家族の為に一生懸命働いてくれている夫に申し訳ないという気持ちもありました。

「家計簿が苦手」「面倒くさい」と、出来ない理由を並べて現実逃避しているといつまでたっても改善されません。貧乏脱出&貯金体質になるには、きちんと家計管理が出来てこそ。家計簿挫折する癖をまず直さなくては・・・と思い、「節約の基本は家計簿から!」という、節約系の書籍やサイトによく出てくる言葉を噛み締めながら、家計健全化大作戦を実行していくことにしました。

今でこそ必要に迫られて、きちんと家計簿をつける事が出来るようになりましたが、家計簿挫折の原因をひとつずつ克服するのにかなりの時間を要しました。家計簿をつけるのが苦手な者にとって、「習慣化」するのって、本当にしんどいです。

仕方なく家計簿をつけるようになった私は、「家計簿のススメ」だなんて偉そうな事は言えない立場ですが、家計管理がきちんと出来ないとどんなに節約!節約!と頑張ったつもりになっていてもざるの目から水がこぼれ落ちる様に無駄なお金が流れていきます。

かつての私のように、家計簿を続けられないという悩みを抱えている方の参考になるかどうかはわかりませんが、私なりの続けるコツをご紹介します。

家計簿挫折の理由を考える。まず、家計簿挫折の原因を考えて見ます

家計簿挫折の原因(1) つけるのが面倒

なぜ、家計簿が続かないのか?
それは、記帳するのが面倒だから。

家計簿を毎日つけるのが面倒だと感じる人もいれば、まとめてつけるのが面倒だと感じる人もいる。手書き家計簿が面倒だと感じる人もいれば、PC入力作業が面倒だと感じる人もいる。費目別に仕訳するのが面倒だったり、時にはどの費目に入れるべきか迷ったり。

「袋わけ家計簿」なら続けられるだろうと思ったけれど、費目別の袋から会計する時イラッとした。他の費目から立替払いした分を、後で補填するのが煩わしいと感じた。袋から袋へ入れたり出したりしていたら、余計わからなくなったなんて人もいると思うのです。

「レシート貼るだけ家計簿」なら簡単かしら?と思ってやってみた。糊付け作業が面倒くさいと感じた。
(余談ですが・・・。私は「貼るだけなのに何故出来ない?」と、レシート貼るだけ家計簿に挫折した時が一番凹みました。)

「家計簿なんてつけたくないなぁ、あぁ面倒くさい」と、何度も思う。ついついレシートも溜まりがち。そして、どんどん後回しになっていく。溜まったレシートを見てストレスを感じ、結局まとめてゴミ箱へ。

自分にあった家計簿のつけ方を、模索するのが大変でした。

家計簿挫折の原因(2) 計算が面倒

なぜ、家計簿が続かないのか?
それは計算するのが面倒くさいから。

家計簿記帳だけでも面倒くさいのに、いちいち電卓をたたく作業。時には、電卓の打ち間違いで何度やっても計算結果が違ったりする。

手書き家計簿で面倒なのは、縦計・横計するのに時間がかかって、日別・費目ごと・残高の計算がすんだ頃には、無駄遣いは何だったのか?と分析する気さえ失せてることかもしれません。

無駄遣いチェック
予算対実績チェック
収入にしめる各費目の割合が適正かどうか?
対 前月比
対 前年比
計算に手間取った挙句、もうどーでもいいやって気分になります。

もっとも「計算するのが面倒だから家計簿が続かない」という人は、パソコン・携帯・任天堂DSなどの端末を使い、自動計算してくれる家計簿ソフト(サイト)を使えば、すぐ家計簿挫折を克服できるかもしれませんね。

家計簿挫折の原因(3) 残高が合わない

なぜ、家計簿が続かないのか?
それは家計簿の残高と、実際の現預金の残高があわないから。

レシートなくしちゃった。八百屋での買物はいくらだったかしら?
記帳忘れや、書き間違い、釣銭違いもあるかもしれません。
家族がこっそりお財布からお小遣いを持って行ったり・・・(なんて事は勿論ないと信じてる)
だけど、いくら考えても原因がわからない時があるのです。

スリ?泥棒?まさかねぇ・・・そんなはずはないのだ。

家計簿の残高と合わないのは何故だろう?
ずぼらな私ですら気になるのだから、
几帳面な人であればあるほど「気持ち悪い」「嫌な気分」だと思います。

家計簿初心者のうちは、残高合わなくてもまぁいいや・・・と思えるかどうかが大切。残高合わせはしないと割り切ってしまうのも手。

家計簿挫折の原因(4) 貯まらない&現実を見たくない

なぜ、家計簿が続かないのか?
それは、家計簿をつけているのにお金が貯まらないから。

では、何故、家計簿をつけているのにお金が貯まらないのか?
貯まらない原因は、つけた家計簿を活かしていないから。家計簿をつけたら反省し改善策を練って次に活かさないとダメなんです!家計簿はつけっぱなしでは意味がありません。自己満足で終わらないようにする事が大切。

とはいえ・・・
家計簿が毎月赤字続きで、夢も希望も抱けない。
始めのうちは、来月こそ赤字脱出!頑張ろう!!って思っていた。だけど、赤字続きで落ち込み過ぎて、だんだんどうでもよくなった。必要不可欠な支出は削れないし・・・と、私は怒りすら感じた時期もありました。(←逆切れ)

我が家は一時期、毎月の赤字をボーナスで補填する生活をしていましたが、世の中不景気なので、いつボーナスカットになるか?とビクビクしていました。ボーナスカットならまだしも、ボーナスが出ないというリスクも考えておかなければなりません。家計簿をすぐに黒字化するのが無理だったとしても、少しずつ毎月の赤字金額を少なくしていかねばなりません。

現実を見たくない。でも現実と向き合わなくては改善もできない。

考え方を少し変えると、今まで必要だと思っていたものが実は必要ではなかったなんて事もあるのです。「本当に必要か?」と考えながらお買い物すると、おのずとシンプルな生活に近づいていきます。お家もスッキリ!シンプルライフで節約できたら一石二鳥ですね♪

家計簿挫折の原因(5) 時間がない

なぜ、家計簿が続かないのか?
それは、家計簿つけている時間がないから。

掃除、洗濯、炊事、他
主婦はやらなきゃいけない事がいっぱいあります。
そうでなくても忙しい!
共働きだったり、子育て中だったりすれば尚更ですよね。

家計簿つけている時間なんかない!って思うのも無理はない。だけど、こればかりは何とか時間をつくらねば。All About 家計簿をつけるとお金がたまるによると、家計簿をつける人とつけない人の年間貯蓄額の差は30万円だそうですから。

30万円って大きな金額だと思いませんか?10年たてば300万の差になってしまいます。

家計簿挫折の理由:あなたの挫折の原因は?

なぜ、家計簿が続かないのか?
家計簿挫折の原因に思い当たることはありましたでしょうか?
ちなみに、私は全部でした。(T_T)

まず、家計簿挫折の原因と自分の行動パターンを振り返り、1個1個つぶして現在に至ります。

家計簿挫折の原因:私の場合

  • 市販家計簿の費目が自分と合わない。
  • 費目が多すぎて面倒&仕訳に迷う。
  • 計算するのが手間。
  • レシートのない出費を思い出せない。
  • 使途不明金が出てやる気がうせる。
  • 一定量以上のレシートが貯まるとうんざりして見たくなくなる
  • お財布や預金残高と家計簿の残高が合わない
  • 赤字が続くと落ち込む

今まで書いてきた挫折の原因、ほぼ全部、網羅していますよね・・・(汗)。家計簿挫折の原因が沢山ありすぎて、笑ってごまかしたくなりました。

家計簿挫折の原因をひとつずつ取り除く

家計簿に慣れないうちは大雑把かつ完璧を目指さない。

私はずぼらなのに、変な所で妙に細かく几帳面にやりたがるくせがあります。よせばいいのに完璧主義を目指したりするもんですから、一度家計簿をつけ忘れたり、壁にぶち当たると「もうどうでもいいや・・・」という気分になって投げ出したくなります。これが家計簿挫折の一番の原因でした。

でもよく考えたら、何もかも最初から完璧に出来る人なんていません。テレビや雑誌に出演中のカリスマ主婦だって初めからカリスマだったわけではないし、節約の達人といわれている主婦達だって、日々試行錯誤しながら、節約方法を学んでいったはず。みんなはじめは初心者さん。ましてや私は、「家計簿の初心者」なわけです。完璧に出来なくっても大雑把でいいんだよね・・・というか、完璧にできようはずがない!

そう思うと気分が楽になりました。

レシートをもらわなかったり金額を忘れてしまった支出については、 「だいたい300円くらいだったかな?」と、適当な数字でつけておこう。たかが数百円に気をとられて家計簿を挫折するくらいなら、とりあえずの数字でつけておけばいいや~って思えるように。

家計簿に慣れないうちは、家計簿を習慣づける事 & 大雑把な支出額を把握する事だけを目指しました。使途不明金はない方がいいけど、初めのうちは、「初心者なんだから仕方ない」と諦めるとプチストレスから解放されます。

家計簿の項目を少なくした

私が挫折した家計簿では、食費・消耗品費・交通費他、各費目をものすごく細かくわけていました。(挫折した例:食費→野菜・肉・魚・卵・乳製品・加工品などに分類し、レシート見ながら1品1品家計簿につけていた。)

だけどある時、会社で経理をやってた時だってこんなに細かく分けてなかったよなぁと思ったのです。食費の内訳まで記入すれば、栄養バランスのよい食事を作る時の参考になるかもしれません。だけど、家計簿をつける目的は、大まかなお金の流れを把握する事やムダをチェックして改善していく事。1品1品つける必要があるのか?レシートの合計額だけつければいいじゃないか!初めから細かくし過ぎるからストレスで嫌になってしまうのだという事に気づきました。

そこで、「食費・光熱費・その他」とか「外食費・被服費・その他」みたいな感じで、気になる費目と収支だけチェックするようにしました。慣れないうちは項目を3つくらいに限定すると楽です。1つのレシートに食費と消耗品がある場合は、金額の多い費目の方にまとめてしまう位、大胆につけます。項目が少なければ迷うこともありません。

家計簿のつけ方を変えた

家計簿は使いやすければ、手書きでもパソコンでも何でもいいと思います。私は集計作業が面倒でどうしても手書き家計簿とは相性が合わなかったので、手書き家計簿は廃止し、パソコンで家計簿をつけることにしました。

家計簿は自分のペースでつける

毎日コツコツ家計簿をつける方が楽という人もいますが、私はずぼらな性格ゆえに「毎日欠かさず」は無理でした。毎日家計簿をつけようとするからストレスがたまって嫌になる・・・。見たくなくなるほどレシートがたまらないように(←これ重要)気をつければきっと出来るはず!自分のペースで2~3日に1度とか週1ペースで家計簿をつける事にしました。

「昔は経理やってだったんじゃないの?経理は毎日仕訳するでしょ?」と思うかもしれません。でも、仕事としてやるのとそうでないのとは違うと思うのです。職場では、時間があれば庶務的な事とか来客対応など他の仕事もするけれど、 忙しい時は経理の仕事だけに集中できる環境がありましたしね。(←しかも経理は何人もいた)

OLよりも主婦の方が雑務が多くて毎日家計管理にまとまった時間をさくのが難しい!って自分の都合のいいように考えたのです。「主婦は多忙=だから毎日家計簿つけなくてもOK!」と思う事で、家計簿挫折の危機が少し遠のきました。

他人と比べない

○○さんの家庭は・・・とか、○○さんの奥さんは・・・とか、たまに誰かと比較したり比較されたりして、嫌になる事ってありませんか?
自分より優れている人を知って「なにくそ負けないぞ!」と奮起できるようなタイプなら、他人と比較する事もよい刺激になるのですが、私はそうじゃなかった。いつも挫折の繰り返し。家計簿に限らず、「出来ない」からスタートする事の方が多いので、他人と比べると自分がどうしようもないダメ人間のように思えてきて立ち直れなくなっちゃうんですよね(根暗なのかな?)。

だから、「住んでいる地域や家庭環境、収入や価値観が違うのに、他人と比べても意味がない」と思うことにしました。

収支は年間ベースで考えた

家計簿が黒字になるか赤字になるかって気になる所ですが、最初から黒字にしようと思わない事も大切。赤字になっても気にしない!赤字になったら翌月赤字幅を少し減らせるように頑張ればOK。完璧に家計簿をつけよう!毎月絶対黒字にしなくちゃ!と思うからストレスが貯まる。お財布の中身と家計簿上の残高が多少違っても、たいした問題ではありません。

家計簿上の残高とお財布の中身が万単位で違うわけじゃないでしょう?企業じゃないんだからそんなに目くじら立ててきっちり合わせなくてもOKです。割り切ってあまり神経質に考えない!(←万単位で合わなかったら、それはそれでかなり問題なので、すぐさま改めた方がいいです。そんな人いないよね?)

家計簿を挫折する理由のひとつに、赤字が続くので見たくなくなって放置っていう事もあると思いますが、家計簿が月単位で赤字だ黒字だと一喜一憂すると苦しくなることもあるので、やめましたね、私は。企業だって1年なんですもの・・・。年間ベースで黒字ならそれでOKなんです。(*企業は、月次決算:毎月→必要があれば四半期決算:3ヶ月ごと→中間決算:半年ごと→年度決算の流れで、最終的に損益を確定します。)

予算管理については、消費パターンやおおよその支出を把握出来ていないうちから、予算をたてても意味がないので私は考えませんでした。無理な予算をたてて達成できなければ、それこそ落ち込む要因になりかねない。会社で予算をたてる時だって、前年の実績を参考にしながら考えたりする。だから初めは予算をたてずに、とりあえず家計簿を1ヶ月、出来れば3ヶ月ほどつけてみて、お金の流れを把握した方がいいのです。予算は、支出を把握できてから!

家計簿をつける楽しみを見つけた

家計簿をつける楽しみをみつけるのもいい方法です。私は、レシートを使ったクローズド懸賞に応募したい時、ついでに家計簿をつけるようにしています。どうせレシートなんて、とっておいたって「ゴミ」にしかならない邪魔な物。レシートを溜め込むのではなく、きちんとした家計管理で「お金を貯めようよ」って思うし、懸賞に応募して当たれば嬉しいし。当たるといいなぁ♪なんて楽しい事を考えながら家計簿つければ、意外にストレスなくつけられるんですよね。

それに、お財布にレシートをためると金運が悪くなるらしいです。風水は全然信じていませんが、豚財布になるとお財布の形も崩れてしまうし、いい事なんて全然ない!金運が悪くなる事をわざわざしなくてもいいと思うんです。なので、私は懸賞応募に使わないレシートは、家計簿つけた後、さっさと捨てる事にしました。「豚財布の原因よ、消えろ~」なんて思いながら、シュレッダーにかけるとスカッとした気分になります。お財布の中もキレイに整理されて快適!

1ヶ月家計簿を続けられた時、「すごーい!私だって頑張れば出来るのね♪」と自分を褒めてあげました。実はものすごーく赤字だったんですけど、赤字は見てみぬふりをして、単純に家計簿が1ヶ月続いた事だけを喜びました。出来なかった事は、少しずつ改善していけばいいと思います。出来た事を、一つ二つと増やしていくと楽しいですよ。

「嫌な事」と思うとうんざりしちゃうので、「楽しい事」を見つけていくというのが、私の克服法です。
超、適当!「私はどうせずぼらだしぃ」と開き直ると、落ち込むこともなくなります。最初は適当でも、徐々に精度を増していけばきちんと家計管理できるようになります。

最初のうちは、家計簿を続けられたことだけ喜んで、赤字も見て見ぬふりをしましたが、赤字も続くとジリ貧になってしまうので、やめられるものをさがしました。

やめたもの・捨てたもの

一気にやめたわけではなく、少しずつです

  • 新聞
    古新聞を紐でしばりゴミ出しするのが面倒で
  • 電気ポット
  • コーヒーメーカー
    壊れたのを機にハンドドリップに
  • 電気ストーブ
    灯油ストーブの方があったかいので置き換え
  • ファンヒーター
    灯油ストーブの方がお湯も沸かせるので置き換え
  • 加湿器