ダンボールコンポスト 虫対策

ダンボールコンポストの虫対策 虫を発生させない為に

  1. 臭いを発生させない
  2. きちんと攪拌する。
  3. 水分過多にならないよう気をつける
  4. コンポストキャップなどで虫が入りずらい環境を作る
  5. コンポストの蓋を開けたまま、その場を離れない。(ちょっとくらい・・・が命取り!)
  6. 定期的に温度上昇を図る
  7. 虫除けの設置

ハエは、赤色を嫌うため赤いネットが効果あり
石灰・石灰窒素は、アルカリ効果により虫を防ぐことができるが多く入れすぎると窒素がアンモニアとなって出ていく&悪臭が強くなることがある。
蛆虫を殺すには、石灰窒素を生ごみ1kg当り2~5g程度まく、石灰窒素は分解過程で毒性のあるシアナミドを作る(殺虫効果)。シアナミドはアンモニアに変化するため毒性が残る事はない
粉石鹸(数g)・・・虫を窒息死させる
家庭でつくる生ごみ堆肥 よくある失敗 防ぐポイントより引用

虫除け&コバエ対策

  1. 白コショウの実をつぶしたもの
  2. メドーセージの葉
  3. レモンバームの葉
  4. タイムの葉
  5. ローズゼラニウムの葉(参考:りんたろうと私/ローズゼラニウム
  6. 虫取りスミレ(参考:りんたろうと私/虫取りスミレ活躍
  7. ニーム
  8. 竹酢液の原液をダンボールにふきかける。
  9. 凍ったらさすがに死ぬので、ベランダに放置。【寒冷地(冬)限定】

ダンボールコンポストで虫が発生した時は・・・
コンポストに、油(少量でよい)や糖質など温度上昇しそうな物を投入する。60度以上が理想的だが例え温度が上がっても、基材の種類や量によっては、隅っこの低温部へ避難し、しぶとく生きながらえるものたちがいる。次は、粉石鹸による窒息死を試してみよう。それでもダメなら、石灰窒素の投入により殺虫効果を試してみる。それでもダメなら、コンポストの中身を黒いビニール袋に入れて口をしばり、直射日光が当たる場所に放置し、温度上昇と酸素不足により死滅させる。水分が多いと酸素不足による嫌気発酵で虫は死んでも臭いが出る場合があるので注意。

アメリカミズアブやコウカアブの成虫は、人を刺したりしません。幼虫もコンポストの中では、生ごみの分解&堆肥化に貢献しますが、幼虫=ウジムシですので、かなり不衛生な感じがします。決して気持のいいものではありません。ウジムシもそうですが、サナギもかなりグロテスクなので、見ないですむならその方がいいでしょう。

発生してから対処するのは大変。発生しないようにするのがベター(私はミズアブで痛感しました。)

ちなみに、ミズアブの幼虫を、鳥のエサとかカメのエサとかにしている人もいるんだよね・・・。

もしミズアブ(ウジ)が発生して、怖くてダンボールコンポストの蓋が開けられないなら、しばらくそのまま放置するのもひとつの手です。ウジがコンポスト内で成虫となり巣立つか死ぬのを待つ。コンポストに投入した生ごみや基材に含まれる水分が飛ぶのを待つ。どんな虫も、水と食べ物がなければ生きられないので、あえて殺さなくても、そのうちおさまるし、おさまった頃にはよい堆肥になっているかもしれません。