生ごみ堆肥化の方法いろいろ

家庭で生ごみを堆肥化する方法もいろいろです。

  • 電動式生ごみ処理機
  • みみずコンポスト
  • EM菌を使った生ゴミ処理
  • 段ボールコンポスト

電動式生ごみ処理機 検討

私が、まず検討した生ごみ処理方法は、電動式生ごみ処理機でした。生ごみ処理機にポイポイ放り込むだけで自動的に機械が堆肥化してくれる便利さがずぼらな私にはぴったりだと思ったのです。運転ボタンを押すだけ!簡単かつ失敗が少なそうだという事も魅力的でした。

生ごみ処理機を買う気満々で見に行きましたが、家電量販店の片隅にちょこっと置いてあるだけでした。あまり種類がなくてがっかりしたのを覚えています。

何軒かはしごして、展示してある生ゴミ処理機を見てまわりました。各メーカーのパンフレットを、もらって帰りインターネットでもいろいろ調べてみました。その結果、生ごみ処理機は高い!値段高すぎて購入できない!!という結論に至りました。

シンプルかつコンパクト、オシャレなデザインでキッチンの雰囲気をこわさないような生ごみ処理機を買うのが夢でしたし、臭くて汚い生ごみとサヨナラできるはずでした。台所でごみが出た都度自家処理しちゃえば腐敗臭やコバエから解放され、できた堆肥で素敵にベランダ菜園!なんて思っていたのです。

展示中の生ゴミ処理機の横には「自治体から補助金が出ます」と書いてありましたが、ケチな私は「自治体から補助金が出たとしても高価すぎて、気軽にチャレンジできない金額だわ。」と思わずにいられませんでした

残念ながら、我が家は資金的な理由で生ごみ処理機購入計画は却下。スマートな生活を夢見て挫折。相変わらず、重くて面倒なゴミ捨てをする日々が続きます。

ミミズコンポスト検討

家庭で生ごみを分解処理・堆肥化するには、生ごみ処理機購入しかない!と思っていたのですが、生き物を使った方法を知りました。

「ミミズコンポスト」です。ミミズにエサやってますというタイトルのHPで「ミミズのエサやりって何だろう?」「ミミズを飼ってるのはどんな人?」と怖いもの見たさで(←ごめんなさい)クリックしました。

ミミズコンポストの紹介ページを見て、値段の高い機械式生ごみ処理機を購入しなくても、生き物を使えば生ごみを堆肥化できるのね・・・と目から鱗が落ちる思いでした。しかし、ミミズに対する抵抗感がぬぐえず「私はミミズ使いにはなれそうもない」と躊躇。

その頃の私は、「ミミズ」はもちろん「虫」とかすごく苦手で、素手はもちろん、軍手ごしにも触ることができなかったからです。箸を使ってつまむのもダメという有様でした。

家庭で出る生ごみを自家処理できたら素敵だけれど、生き物はちょっと・・・と思いながら、ページを読み進めていきました。実際にミミズコンポストをやっている人はどうやってミミズコンポストに行き着いたのだろうか?抵抗感ないのかな?という事が知りたかったが為に。

不思議なもので、ミミズコンポストのサイトでミミズの写真を何度も何度も繰り返し見るうちに「絶対無理」から「ちょっとやってみたい」と気持ちが変化。そして「私もミミズを飼ってみたい!」と、ミミズ導入に前向きな気持ちになっていきました。とはいえ、見ているのと実践は違います。生き物苦手な私が本当にミミズの世話ができるかな?と心配で半年くらい悩みました。

そしてある日、自宅近くに釣具屋さんがある事に気づきました。釣りとは無縁の生活をしていたので、そこに釣具屋さんがある事にも気づかなかったのに、ミミズを入手できる環境が整ってしまったのです。

ミミズコンポストのHPを見てるだけでは進歩がないし、本格的なミミズコンポストを作る前に、スーパーでもらったトロ箱(蓋付き発泡スチロールの容器)を使って試してみよう・・・。気持ちを奮い立たせて、釣エサ用のシマミミズを5箱購入しました。(お値段は2,000円弱)

ミミズにエサやってます の管理人makikiさんが、シマミミズを手に入れるで書かれていますが、一箱だいたい90匹ぐらいだそうです。ミミズを使って生ゴミ処理するには、5箱じゃ全然足りません。かと言って、専門業者からシマミミズを大量購入する勇気も、農家の方にお願いする勇気もなかったし、とりあえず観察用(慣れる為)でいいやって軽い気持ちでやってみる事にしました。

さて、そんなシマミミズ。釣具屋さんでは、

↑こんな風な冷蔵ショーケースの中に入っていました。(注:画像は楽天市場から拝借)
シマミミズの商品名は「りんたろう」箱をあけるとビニール袋の中に綿みたいな物と一緒に入っています。

ミミズコンポスト用にシマミミズを購入してきたはいいものの、袋から出すのが怖くて怖くて、夫に「袋からミミズを出してもらえない?」と頼んでみましたが、「嫌や。気持ち悪い。」と即答され、「自分独りで出来ないならやるな」と怒られました。当たり前といえば当たり前なのですが、「男のくせにミミズ1匹対応できないなんて、なんてヘタレなの!」と内心、八つ当たりのように思いました。(夫は悪くないです)

仕方ないので自分で袋からシマミミズを出すことにしたのですが・・・。 釣具屋さんの冷蔵ショーケースから出てきてしばらく常温でいた為か、袋の中でシマミミズが活発化していました。

ウニョウニョ動くシマミミズ。
あぁこのまま、放っておいたら、どんどんどんどん活発化しちゃう(T T)
早く用意したミミズのおうちに投入しなくちゃ・・・と、ベランダで悲鳴をあげながら作業しました。シマミミズと一緒に入っていた綿は、いずれミミズの食べ物になるそうなので、そのまま袋を逆さにするだけの作業だったんですけど、怖くてゴム手袋をはめました。

初めての生ミミズ。噛んだり刺したりしないとわかっていても、怖さと気持ち悪さゆえに叫ぶこと数回。キャーッとかわいい声で叫ぶのではなくギャーッと低い野太い声で何度も叫んでいたので、隣近所はさぞうるさかったろうと思います。まさか隣のベランダで、ミミズが展開されていたなんて思わなかったでしょうね。

シマミミズを無事、発泡スチロールで作ったピートモス入りのお家(ミミズ箱)に投入。シマミミズが新しい環境に慣れるまで、脱走者が何匹も発生しました。最初のうちは、脱走したシマミミズの姿をベランダで見る度に叫んでいた私ですが、慣れとは怖いもので、割り箸でミミズをつまんで箱に戻せるようになりました。そして、生ゴミ(ごくごく少量)をミミズ箱に投入するようになると、小さな体で生ゴミを食べている姿が、かわいく思えてきました。心境の変化といったところでしょうか。

あくまで観察用として作ったミミズ箱なので、自宅で出る生ゴミを処理するまでには至らなかったのですが、暇があれば「ミミちゃん死んでいないかしら?」と、ミミズ箱を開けては、割り箸でほじくりかえす日々でした。シマミミズにとっては、かなりストレスを感じるような環境だったと思います。

シマミミズの観察はとても楽しかったのですが、1年くらいたった頃、夫の転勤が決まった為、それをきっかけにミミズ箱をやめる事にしました。荷物を運ぶ時にミミズが集団脱走したら引越し業者さんも迷惑でしょうし、私自身も嫌だったので・・・。勝手にミミズを買ってきていらなくなったら捨てるなんて、なんて身勝手なのかしら!と思われるかもしれませんが、観察用ミミズ箱は実家に託す事にしました。(←結局全滅、死んだらしい。脱走してモグラにやられたっぽい)

機械式生ゴミ処理機を買う余裕がない!
やっぱり生き物は大変だ!
という結論に至り、ミミズコンポストによる生ゴミ処理計画も実行できず。

EM菌(EMぼかし)を使った生ごみ処理検討

電気式の生ごみ処理機を諦め、ミミズコンポストによる生ゴミ処理を諦め、それに変わる生ゴミ処理方法はないかしら・・・とネットで検索していた所、EM菌を使った生ゴミ処理がある事を知りました。

微生物を使って生ごみ処理できるなんてすごい!と感動し、EM菌による生ゴミ処理を実際に行っている方のサイトをいろいろ見てみました。その結果、わかった事は、絶賛している方も多いけど、挫折した方も多いという事。住まいが集合住宅なのでこの生ごみ処理方法を試すべきかどうか悩みました。

EM菌はそのまま使うわけではなく、米ぬかにEM菌をまぶし発酵させたボカシというものを使うそうです。
→EMボカシを作るのが面倒くさそう。販売されているEMぼかしは高価。

水切りした生ゴミにEMボカシを振りかけ密閉容器にためていく過程
→バケツがいっぱいなるまで臭いそうと思いました。

密閉容器の8割程、生ゴミが溜まったら、蓋をしたまま7~10日放置し発酵させると書いてありました。
→10日後蓋を開けるのが怖いと思いました。

発酵中も生ゴミは発生するので、密閉容器は2個あった方がよいと書いてありました。
→決して安くはない密閉容器を2個買うのはちょっと・・・と思いました。

10日ほど放置し発酵が終わっても、バケツの中で堆肥になっているわけではないらしく、土に埋めるのだそうです。腐敗臭はしないけど漬物のような臭いがするんだとか。生ゴミの重量はさほど変わらないと書いてありました。
(→土に埋めた時に早く分解されるようにする為の前段階といった感じかな?と思いました。)

EM菌による生ゴミ処理は、埋める庭や畑がないとちょっと辛そうな印象を受けます。臭くないって書いてあるけど集合住宅には向かないような気がするなぁと悩んでいたある日、実家の母と電話中に「スーパーで勧められてお父さんが生ごみ処理を始めた」と聞きました。どの方法か尋ねると、今まさに検討しているEM菌による生ごみ処理でした。実家の結果を聞いてからチャレンジしても遅くないよね・・・と待つことしばし。

1週間後・・・。
私:「生ごみ処理どうなった?」
母:「臭いのでやめた。庭に埋めた。」

やっぱりEM菌による生ごみ処理はやめておこうという結論に至り、EM菌による生ゴミ堆肥化計画はやめました。

   
↑ちなみに、EM菌を使った生ごみ処理は、こんな密閉容器とEMボカシを使ってやるらしい。


ショップ名:EMライフ楽天市場店
こちらがEM菌。ちなみにこの液体の中身は、乳酸菌・酵母菌・放線菌・光合成細菌らしいです。怪しい(笑)。

余談ですが、私は「EM菌を使った生ごみ処理」はやめましたが、EM菌は消臭やEMぼかし(肥料)づくりに使えて便利なので、使っています。ホームセンターでもEM菌は売っているけど、高いので、タダでもらったやつを糖蜜で培養してます。

ダンボールコンポストによる生ごみ処理検討

自宅での生ごみ処理を諦めていたある日、テレビでダンボールコンポストが紹介されているのを見ました。ダンボールコンポストは、マンションなどの集合住宅でも臭いが気にならない点がオススメポイントらしいです。生ゴミ処理の方法っていろいろあるんだなぁ。よく次から次へと思いつくものだと驚きながらも、これなら出来るかも・・・と思いました。

ダンボールコンポストによる生ゴミ処理は、EM菌と同様、微生物を使って生ごみを堆肥化していくそうです。但し、EM菌が微生物の嫌気性発酵を利用するのに対し、ダンボールコンポストは微生物の好気性発酵を利用するとか・・・。

ミミズコンポストは、シマミミズにかかる費用も結構かかったし、数が少ないと生ごみを処理してくれない。ミミズコンポストをやめたい場合、生き物なのでどうしようか悩むけれど、ダンボールコンポストは初期投資が少なくて買ってすぐ運用できる上、堆肥化に失敗してやめたくなったら土に埋めればOK。微生物は目に見えないので、ミミズが死んだ時のように「生き物を殺した」という罪悪感が少なくてすむ。「その後」を心配してあげる必要はありません。

ダンボールコンポスト!やっと継続してチャレンジできそうな生ゴミ処理の方法を見つけた!

これでやっと臭くて汚い生ごみとサヨナラできるのね♪と嬉しくなったついでに思い出した事がひとつ・・・。「あれ?そういえば随分前に誰かがダンボールコンポストやってるって言ってたような気がするなぁ。今でもやってるのかしら?」という事でした。もっと早く思い出していれば、生ごみ処理の方法をあんなにいろいろ検討せずにすんだものを・・・とちょっと後悔したけれど、いまさら後悔したってしょうがないので、さっそくダンボールコンポストによる生ゴミ処理のコツを聞いてみることにしました。