打ち水大作戦 夏場の暑さをしのぐ

「打ち水大作戦」・・・地球温暖化対策として「100万人が同じ時間に打ち水すれば、東京の気温は2℃下がる」と始まった打ち水大作戦。2008年で、6周年をむかえるそうです。東京は100年前の平均気温より約3℃上昇しているそうですし、我が家が住む地域では梅雨なのに雨が降らなくてダムの貯水率が下がったり、そうかと思うと集中豪雨・台風のような風が吹いたりと、地球温暖化の影響をひしひしと感じています。

さて、打ち水大作戦ですが、
2006年は日本全国で推定770万人以上が参加。
2007年は日本全国で推定760万人以上が参加。
2008年は日本全国で推定720万人以上が参加。
毎年 7/23(大暑)正午から8/23(処暑)正午までの1ヶ月間が「打ち水月間」で、各地でイベントが行われているようです。(注:打ち水には、一度使ったお風呂の残り湯や溜めた雨水などを使い、新しい水道水を使わないのがルールです。)

私はいつも「打ち水が出来るのも水資源が豊かな国であればこそ。そして一度使った水も無駄にせず再利用する日本人的もったいない精神ってすごいよね・・・」と思わずにいられません。

打ち水大作戦に限らず、いい事は広めていきたい。だけど、強制とか勧誘とかあまりしたくない。だから我が家は、夏場勝手にマンションひとり打ち水大作戦を繰り広げています。気化熱で少しでも涼しくなればいいな♪とベランダにお風呂の残り湯を使って打ち水しています。普通打ち水は、道や庭で行うんでしょうが、その辺は気にしないようにしています。マンションベランダでの打ち水は、効果があるのかないのかよくわからないけれど、お風呂の残り湯を、どうせ使い切れないで捨てるなら再利用したいと思ってやっています。午後になってから打ち水すると、ベランダのコンクリートの熱で蒸発した湿気が熱風と共に部屋の中に入ってきて余計暑いです。打ち水するタイミングは、気温の上がる前(午前中)がオススメ。

私もやってみよう!と思う人がいるかどうかわからないけど、ベランダ打ち水大作戦を繰り広げようとする場合、建物によっては、防水加工されていないベランダもあるので注意が必要です。防水加工していない場合、階下へ水漏れする事があります。加害者にならないように気をつけてください。又、大量の水を流しすぎて、階下の洗濯物やお布団をぬらすなどあってはならない事です。集合住宅でベランダに打ち水される場合は、よく確認して近隣の迷惑にならないよう自己責任でお願いします。

ダンボールコンポストとゴキブリ

「ダンボールコンポスト ゴキブリ」というキーワードで、当HPやブログにお越しくださる方がいらっしゃいます。ダンボールコンポストからゴキブリが出てきたのか?それとダンボールコンポストを始めようと思っているけれどゴキブリが寄ってくるのではないかと心配している・・・いずれかでしょう。

我が家ではダンボールコンポストを2008年から1年ちょっと運用していますが、ゴキブリは家の中でも外でも見た事がないです。(もしかしたら気づいていないだけだったりして)。私もゴキブリ大嫌い。ゴキブリ大好きって人はいないでしょうから、宣言する事でもないけれど、ゴキブリはかなり苦手なので、もしダンボールコンポストからゴキブリが出てきたら、その時点でコンポストはやめると思います。ゴキブリに限らず、不快害虫と遭遇しない為には、発生してから対応するのではなく、発生しないように虫対策をすることが必須。

ゴキブリと遭遇しないように侵入経路をたつ
ゴキブリが心配ならダンボールコンポストを始める時に、虫対策を徹底しましょう。泥棒と一緒で、中に侵入しずらい方が被害にあう確率は減るわけです。

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↑こんな感じのダンボールコンポストの場合、ダンボールの蓋がついているからといって安心してはいけません。ダンボールコンポストで生ごみの分解&堆肥化が始まると、温度上昇による湿気で、ダンボールは変形します。変形するという事は、本体と蓋部分の隙間が広がるという事。分解するまではやはり生ごみですので、隙間から生ごみ目当てにゴキブリが侵入する可能性は否定できません。ダンボールの蓋の上からコンポストキャップを深く被せ、虫が侵入しずらくしておく必要があります。

被せたコンポストキャップの下部分にゴムを通しておく。コンポストキャップの下部分をストッキングなどで硬く縛る(←キャップを取り外すたびにしばるのは面倒だと思いますが。)ダンボールコンポストそのものを、通気性のよいファスナー付きの袋(布/不織布製)にすっぽり入れてしまう。ゴキブリだけでなく、ミズアブ対策として、目が細かい布の方がベター。

ゴキブリの嫌いなハーブの香りを利用する。(嫌いなだけで万能ではないので注意)

(楽天市場)
ローズマリーやペパーミントをダンボールコンポストの周りで育てる。但し植えてるだけではそんなに香りはしないので、触ったり叩いたりして香らせることが重要だと思う。(西洋なんかでは、ハーブをドライフラワー状にして入り口に置いておくっていいますものね。踏んづけるたびに香るから)

ローズマリー・ペパーミント等ハーブを、ダンボールコンポストに直接投入。嫌気状態にならないようダンボールコンポストの基材を攪拌後、穴掘って生ごみを埋め、埋めた上にハーブを置いておけば、熱と湿気で蒸されて、ゴキブリ対策だけでなく、臭い対策としても使えます。ハーブは、料理でも使えるしいろんな意味で育てるのがよいと思います。

嘘か本当かわかりませんが、ゴキブリはハーブの中でも特にクローブが嫌いらしい。

「虫除けの木」ニームの木を育てる。
植えるだけで、バッタ・蚊・ハエ・ゴキブリ・コガネムシ・アブラムシ・ハダニ・など、約200種類以上の害虫に効果があるといわれていて、人や鳥・ペット・カエルなどには無害だそうです。ニームに含まれるアザディラクチンという成分に、虫の脱皮や羽化、摂食を阻害する効果があることで人気なようですが、下記のようなページを見つけました。

ニームオイルの有効成分アザデラクチンは、世界的に農薬として利用されている一方で、日本においては農薬として登録されておらず、農薬として使用、販売することが出来ないことは明らかです。また、農薬登録を受けていないことで、使用基準や残留基準が設定されていない等の問題をはらんでいます。 情報元はこちら→ニームオイルについての考察

また、ニームは熱帯原産の非耐寒性植物で、冬になると外では確実に枯れるそうです。結構お値段が高いみたいなので、冬枯れちゃうのはちょっと・・・とう方は、夏場は外・冬場は室内で育てるという方法もあります。ゴキブリが嫌う木だという事なので、鉢底に潜んでいる事はないと思いますが、ゴキブリにも個体差があるかもしれません。ニームOKなゴキブリがいたら恐怖です。家へのゴキブリ侵入経路として観葉植物などの鉢に隠れて入ってくることがありますので、室内に入れるのは、自己責任でおこなってください。

ちなみに私はニームの木を買いコンポスト脇でひと夏限りと思って育てていますが、育てるだけで葉っぱをむしってコンポスト内に投入するとかはやっていません。ニームオイル(ニームの木から抽出した成分が濃い液)ではないので大丈夫だとは思うけど、安全性が疑われるかもしれない物を投入するのは心配なので。ハーブ同様、植木鉢に水遣りする時にジョーロの先で葉っぱにちょこっと触れています。

市販のゴキブリよけ又は駆除剤に頼る。
私は、市販のゴキブリよけを買い、周りに設置するとか殺虫成分が入っているコンバットを予防の意味で置くことも考えました。

ゴキブリよけはいいとして・・・、駆除剤の方は安易に設置するのはどうかな?って思います。コンバットの臭いで呼び寄せちゃったら困るし、耐性が出来て死なないスーパーゴキブリになっても困る。実際に出た時に設置すればいいかなぁと思います。ダンボールコンポストからゴキブリが発生した時は、私がコンポストをやめる時でもあるので、この方法を使わずにすむ事を心より願うばかりです。

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実際に確認したわけではないので、真偽のほどはわかりませんが、Wikipedia ゴキブリ 注:グロテスクな画像有によると、摂氏50度以上の温度の中で生存することはできないそうです。ダンボールコンポストは時に60~70度になることもあります。これが真実であるならば、高温を保てば大丈夫という事になるのですが・・・。

その他参考サイト:
Yahoo知恵袋 コンポストをやっておられる方に聞きたいです。ゴキブリはよって来ないのでしょうか。
エコライフかながわ -ふじさわ昌隆ブログ

ダンボールコンポスト 虫対策

ダンボールコンポストの虫対策 虫を発生させない為に

  1. 臭いを発生させない
  2. きちんと攪拌する。
  3. 水分過多にならないよう気をつける
  4. コンポストキャップなどで虫が入りずらい環境を作る
  5. コンポストの蓋を開けたまま、その場を離れない。(ちょっとくらい・・・が命取り!)
  6. 定期的に温度上昇を図る
  7. 虫除けの設置

ハエは、赤色を嫌うため赤いネットが効果あり
石灰・石灰窒素は、アルカリ効果により虫を防ぐことができるが多く入れすぎると窒素がアンモニアとなって出ていく&悪臭が強くなることがある。
蛆虫を殺すには、石灰窒素を生ごみ1kg当り2~5g程度まく、石灰窒素は分解過程で毒性のあるシアナミドを作る(殺虫効果)。シアナミドはアンモニアに変化するため毒性が残る事はない
粉石鹸(数g)・・・虫を窒息死させる
家庭でつくる生ごみ堆肥 よくある失敗 防ぐポイントより引用

虫除け&コバエ対策

  1. 白コショウの実をつぶしたもの
  2. メドーセージの葉
  3. レモンバームの葉
  4. タイムの葉
  5. ローズゼラニウムの葉(参考:りんたろうと私/ローズゼラニウム
  6. 虫取りスミレ(参考:りんたろうと私/虫取りスミレ活躍
  7. ニーム
  8. 竹酢液の原液をダンボールにふきかける。
  9. 凍ったらさすがに死ぬので、ベランダに放置。【寒冷地(冬)限定】

ダンボールコンポストで虫が発生した時は・・・
コンポストに、油(少量でよい)や糖質など温度上昇しそうな物を投入する。60度以上が理想的だが例え温度が上がっても、基材の種類や量によっては、隅っこの低温部へ避難し、しぶとく生きながらえるものたちがいる。次は、粉石鹸による窒息死を試してみよう。それでもダメなら、石灰窒素の投入により殺虫効果を試してみる。それでもダメなら、コンポストの中身を黒いビニール袋に入れて口をしばり、直射日光が当たる場所に放置し、温度上昇と酸素不足により死滅させる。水分が多いと酸素不足による嫌気発酵で虫は死んでも臭いが出る場合があるので注意。

アメリカミズアブやコウカアブの成虫は、人を刺したりしません。幼虫もコンポストの中では、生ごみの分解&堆肥化に貢献しますが、幼虫=ウジムシですので、かなり不衛生な感じがします。決して気持のいいものではありません。ウジムシもそうですが、サナギもかなりグロテスクなので、見ないですむならその方がいいでしょう。

発生してから対処するのは大変。発生しないようにするのがベター(私はミズアブで痛感しました。)

ちなみに、ミズアブの幼虫を、鳥のエサとかカメのエサとかにしている人もいるんだよね・・・。

もしミズアブ(ウジ)が発生して、怖くてダンボールコンポストの蓋が開けられないなら、しばらくそのまま放置するのもひとつの手です。ウジがコンポスト内で成虫となり巣立つか死ぬのを待つ。コンポストに投入した生ごみや基材に含まれる水分が飛ぶのを待つ。どんな虫も、水と食べ物がなければ生きられないので、あえて殺さなくても、そのうちおさまるし、おさまった頃にはよい堆肥になっているかもしれません。

コンポスト導入のメリット

コンポスト導入のメリットは、ごみが減量でき、ごみ出しの回数が減った事。夏場でも、部屋の中で生ごみの臭いがせず快適に過ごせます。腐った臭いがしないので、ごみ収集日にごみ出しを忘れても大丈夫。軽いのでごみ集積所まで持っていくのがとても楽です。

食材のムダが減った。

  • 食材を買いすぎる事がなくなった。
  • 計画的な購入で食費が減った。
  • 冷蔵庫内がすっきりしどこに何があるか一目瞭然。
  • 消費期限が切れて廃棄する事が少なくなった。

食生活の変化&効率UP

  • 出来合いの惣菜や弁当・冷凍食品を買う事が減った。
  • まとめて下ごしらえ+副菜の作り置きで、1回の調理時間が短くなった。
  • 同じ骨でも魚の物の方が分解されやすいので、魚料理が増えた。
  • 栄養バランスがよくなった。
  • 作りすぎや食べ残しが減った。

環境の変化

コンポストで出来た堆肥を自家消費する為に、観葉植物とベランダ菜園の栽培に力を入れた。以前に比べてベランダが緑化され、リビングから育てた植物を見ていると、嬉しくなる。イライラしている時に、土いじりや水遣りをすると、ほっとした気分になる。ストレス解消に効果あり。

ゴミに対する意識の変化

リサイクル知恵袋という書籍に「生ごみと関わる事がごみを出さない意識を高める一番の方法」と書いてあったが、本当にそのとおりだと思う。卵パックや、プラスチック容器、野菜などの包装用ビニール等がすごく気になるようになった。ごみになるのが嫌で、少し高くても簡易包装の物を購入するようになった。

市町村指定のゴミ袋を購入する頻度が減った。

コンポスト導入後のゴミ出しペース

牛乳パック・白色トレー・アルミ缶・ペットボトルは、買物時にスーパーの回収ボックスへ持って行き、トイレットペーパーの芯やダイレクトメールなど雑紙は、古紙としてリサイクル。瓶・スチール缶や、蛍光灯・電池など危険ゴミは、それぞれ分別し指定日にゴミ集積所に出しています。燃えるごみ以外は、今までとごみ出しペースはさほど変わりありません。

燃えるごみに限って言えば、月2~3回程度ゴミ出しすればすむようになりました。コンポスト導入後、我が家の燃えるゴミは、ほとんどが食品の包装に使われていた袋類やリサイクルできない(回収していない)容器類。花粉症の季節は、少しゴミが増えますが、ティッシュはビニールに入れて空気を抜いて圧縮するので、増えるといってもさほど気になりません。コンポスト導入前は、市町村指定のゴミ袋は一番大きなサイズでした。コンポスト導入後は、一番小さなサイズの袋になりました。

ダンボールコンポストで出来た自家製堆肥で栽培する野菜を増やせば、市販の野菜に使われている包装用のビニール袋も減ると思うので、月2回に出来るかも。努力次第でもっとゴミを減らすことができるような気がします。

ダンボールコンポストが臭わないというのは嘘

ダンボールコンポストが臭わないというのは嘘です。というのも、投入する生ごみの種類やコンポスト内で活躍する微生物によって臭いが変化するから。肉や魚等、動物系生ごみを沢山投入すると、発酵&分解の過程で、油粕をキツくしたような臭いやアンモニア臭などします。

まだダンボールコンポストを始めたばかりの頃、一度だけ肉を多く投入しすぎた事があります。その時は、臭いがすごかったです。ダンボールコンポストの蓋を閉めている時は、ダンボールが臭いを遮断してくれていますが、攪拌する度に湯気とともに臭いが洋服や髪の毛にうつりました。全身堆肥臭、お風呂場へ直行せずにはいられない位でした。ダンボールコンポストが順調に稼動している事に油断して、冷蔵庫の中で忘れていた肉を投入したのが失敗の原因。

堆肥化しているわけだから堆肥の臭いがして当然なのかもしれないと諦め、毎日全身堆肥臭に包まれながら攪拌しましたが、辛くて涙が出そうになりました。堆肥臭と言ってもピンと来ない方は、ホームセンターに行って、油粕や鶏糞・牛糞などの臭いを確認して下さい。堆肥臭は、肉の消滅と共におさまりました。投入量を間違えてはいけないとしみじみ。私が、重曹を混ぜたりくん炭を混ぜたり、臭い対策を覚えたのは、この後です。

同じように肉を投入しても、ダンボールコンポストの基材によって発生する臭いが違うような気がします。基材がピートモスだった時は、肉1パック程度でも発酵臭がすごかったが、基材が剪定チップのダンボールコンポストへ肉を投入した時は、さほど臭いがきつくなりませんでした。たまたまだったのか?枝等が重なりあう部分に空間ができて、いい感じで堆肥化できたからなのか?炭素分が多い基材だからなのか?不明。

ダンボールコンポストの水分が多すぎるとドブ臭がするそうです。我が家は、ドブ臭がするほど状態が悪くなった事はありませんが、生ごみの投入量や水分量、酸素量に気をつけないと大変な事になるんだな・・・と勉強になりました。

順調に稼動している時も、コンポストは、決して無臭ではありません。投入する生ごみが野菜くず等、植物系の物が中心で、順調にいっている場合は、かすかなカビ臭というか山の土のような臭いがします。山の土のような臭いと言われてもぴんとこない方は、実際に山へ行くか、ホームセンターに行って、腐葉土の臭いを確認してみて下さい。(腐葉土の臭いとイコールではありませんが近い臭いだと思います)

生ごみ堆肥化 入れ過ぎない方がいいもの(油)

ダンボールコンポストの温度を上昇させる方法のひとつとして油の投入がありますが、過剰な油の投入は避けた方がいいと思います。というのも、出来た堆肥を使う時に植物の生育へ影響を与える可能性があるからです。油分は、分解されなければ根が水分を吸収するのを阻害します。

生ごみ堆肥は、塩分・油分による植物の生育阻害が心配されています。和歌山県の農業試験場の研究結果によると、出来た生ごみ堆肥(乾物あたり)に含まれる油分は0.11~13.79%だそうです。堆肥として使う場合の油分含有量上限は、10%だそうですので、この数値を見ても、過度な油の投入は避けた方がいいとわかります。(参考PDFファイル:生ゴミリサイクル堆肥 の塩分・油分 含量 の上限

ダンボールコンポストの温度上昇の為に、意識的に油を投入しているのでしょうが、「油を100ml投入」と頻繁に書かれているサイトを見ると「そんなに入れて大丈夫?油を直接投入しなくても食品に含まれる油分もあるのに、出来た堆肥がベタベタになりそう・・・」って心配になります。ダンボールコンポストを始めたばかりのころは、温度上昇が楽しくて高温維持に気をとられがちですが、ゆっくりおおらかな気持で続ける事も重要です。ダンボールコンポスト内には、低い温度で活動する微生物もいますので。

一度使った天ぷら油も、ペーパーフィルターで揚げかすをとって、ろ過すれば何度も使えますから、我が家ではダンボールコンポストに油を直接投入する事はほとんどありません。意識的に温度を上げたい時は、米糠(生ごみにまぶす程度)に含まれる油分や、油をろ過した時に出る揚げかすを利用しています。


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EM菌はダンボールコンポストには使わない

ダンボールコンポスト EM菌」というキーワードで、当サイトにお越しくださる方がいらっしゃいますが、EM菌はダンボールコンポストには不向きです。

というのも、ダンボールコンポストは、好気発酵(酸素を必要とする好気性微生物による分解)によって、生ごみを堆肥化するものだからです。EM菌は、密閉バケツを使った嫌気発酵(酸素を必要としない嫌気性微生物による分解)に使います。

ダンボールコンポストの中にも、嫌気性微生物はいるのだし・・・と、物好きな私は何度か「EM菌を入れるとダンボールコンポストがどうなるか?」実験してみた事があります。菌のバランスが一気に崩れるのか、コンポストの状態が悪くなりました。EM菌を投入した事で、嫌気状態に傾いた挙句、生ごみの水分で基材全体が腐ったり臭くなったりしたら最悪ですからね。菌のバランスをわざわざ崩す事はないと思います。

2014/2 追記:以前、ダンボールコンポストにEM菌を投入して、コンポストの状態が悪くなったのは、EM菌を投入したことによって嫌気状態に傾いたからというよりは、水分が原因だったのではないかと思います。

ダンボールコンポストではなく、密閉できるプラスチック容器で、土・生ごみ・米糠・土・・・みたいな感じのサンドイッチ状態にして、EM菌をふりかけ1年ほど放置した物が、とてもよい土になりました。水分過多にならないよう、仕込む時の土は少し乾いた物を使い、生ごみも水分の多そうな物(西瓜とか)は入れていません、参考まで。

生ごみ堆肥化 入れてはいけないもの(腐った物)

ダンボールコンポストに入れてはいけないものに、腐った物があります。腐ったものを入れると、ダンボールコンポスト内での微生物のバランスが崩れるので絶対に入れてはいけません。循環生活研究所の「堆肥づくりのススメ~コンポストのある循環生活~」によると、微生物の寿命は非常に短く、20~30分(長いもので1~2時間)で世代交代し、1個の微生物がわずか1~2日で億単位に増殖するそうです。

ということは、腐った物をダンボールコンポストに投入すると腐敗細菌が一気に増殖し、ダンボールコンポスト内の状況が悪化する事が考えられます。投入した生ごみだけでなく、ダンボールコンポストの基材全体が悪臭を放つと最悪ですし、片付けるのも大変です。生ごみ堆肥化に有益な微生物が負けない程度&少し傷んでいる物を少量投入する位であれば大丈夫だと思いますが・・・それでも、腐敗物を投入し自ら危険をおかす必要はないと思います。

腐敗臭で、虫が寄って来る原因になったら嫌だし、虫になるべく遭遇しない為にも、コンポストに腐った物は入れるべきではないと思っています。

腐敗(ふはい)とは腐敗細菌、真菌、酵母など微生物によってタンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解されること。通俗的には腐る(くさる)という。ただし分解によって、人間に都合のよい物質が生じる場合は発酵といわれる。
腐敗物には腐敗アミン(インドール、ケトン)などが生成分解するため独特の臭気(主に硫化水素やアンモニアなどによる悪臭)を放つ。また、腐敗によって増殖した微生物が病原性のものであった場合には有毒物質を生じ、食中毒の原因ともなる。腐敗の具体的内容は多岐にわたり、元の材料、その置かれた温度、水分などの条件によって様々に変化する。これは、基質と条件によって働く微生物が異なるのが大きな原因である。Wikipedia 腐敗より引用

生ごみ堆肥化 入れない方がいい物(硬い物・肉類の骨)

ダンボールコンポストに投入しない方がいいものの中に、硬くて分解しにくい物があります。肉類の大きな骨は、なかなか分解しないのでオススメしません。我が家では手羽先を食べた時の肉の骨が、1年経っても未だに分解されずダンボールコンポストの中にあります。逆に、魚の骨は多少大きくても大丈夫。魚のアラ等、きれいに分解&消滅しました。ダンボールコンポストを始めるにあたってアドバイスをくれた友達によると、かなり大きな鯛の頭とかもなくなるそうです。

肉類の骨が分解しずらいからと言って、絶対投入しちゃダメって事ではありません。骨の周りについた食べ残しの肉が腐って悪臭を放つより、とりあえずダンボールコンポストに投入して、肉を分解してもらってから骨を取り出せばいいかなぁと思います。肉の骨をトンカチで叩いて砕けば分解してくれそうな気もします。

とうもろこしの芯(下記参照)とか、梅干の種といった硬い物は分解しずらいので入れないほうがいいと言われていますが、ダンボールコンポストに投入する生ごみと投入しない生ごみに分けるのも面倒なので、攪拌の時に邪魔であればor堆肥として使う前に取り除けばいいのではないかと思います。梅干の種を割るのは大変そうですが、とうもろこしの芯くらいであればトンカチで叩けば何とかなりそうな気がします。(そればっかり。トンカチ大活躍ですね。)

梅干の種がダメと言われているので、アボカドの種も(ごついよね?)ダメなのかと思っていましたが、どこのサイトだったか忘れちゃったけど、「アボカドの種も分解した」って書いてあるのを読みました。なので、我が家はマンゴーの種は分解するのか?に挑戦中です。

ダンボールコンポスト歴の長いお友達から、とうもろこしの芯についてメールで情報頂きましたのでメール文をそのまま引用します。ご参考まで

とうもろこしのシン、入れても大丈夫だよ。分解に時間かかるけど、1年くらいほっとくと、ぽろっぽろのスカスカになって、手でほぐせるくらいになるから(経験済み)。もっとも、早く分解させたくて、最近は投入する段階で包丁で切り刻んじゃうけど。

生ごみ堆肥化 卵の殻

ダンボールコンポストに入れてはいけないものとして、卵の殻が、取り上げられていることがありますが、我が家では、卵の殻もコンポストに投入しています。

卵の殻は、細かく砕いて投入すれば、すぐなくなりますし、貝殻と違って砕くのも容易です。細かく砕くのが面倒くさければ、そのまま投入しても、毎日の攪拌で自然に細かくなっていくので手間がかからずカルシウム分を補えると思うのですけど。卵の殻を、植木の土の上に被せて置いている人もいますし、何で投入したらいけないってんだろう?って疑問に思います。

生ごみ堆肥の熟成期間終了後に、卵の殻の形が残っていても大丈夫だし、見た目が嫌なら、土とブレンドする前にフルイにかけて取り除けばすむ事です。フルイで取り除いた未分解物は新たに作成したダンボールコンポストに投入すればOK。使っていたダンボールコンポストでのいろんな菌が付着していると思うので、種菌になると思います。

卵の殻を投入してはいけない理由として、サルモネラ菌が心配だからなのかしら?って想像してみたけれど、サルモネラ菌は加熱すれば死ぬし、もし卵の殻がサルモネラ菌に汚染されていたとしたら、調理の過程で、他の食材に移って食中毒発生してるんじゃないか?って思うのよ。そもそも「サルモネラ菌の危険性があるから卵の殻は投入不可」って事であれば、肉や魚も投入できなくなるしね。ダンボールコンポスト内は、米糠や天ぷらかす、カニガラ類を投入するとかなり高温になるので、分解の過程で死にそう。心配な方は、ゆで卵の殻だけダンボールコンポストに投入するとか、工夫すればいいと思います。