安物買いの銭失い その2 100円ショップ編

水流で洗うタイプの従来型洗濯機を使っていた頃のお話です(=2007年以前)。洗濯に便利な洗濯用ネット。私、結婚してからずっと1個しか持っていませんでした。1回の洗濯でネットを多用しなければならないようなお洒落着は持って(着て)なかったし、洗濯用ネットに入れるのは、下着くらいだったので、1個で足りていたのです。でも・・・。洗濯機の使用年数が長くなるにつれ、洗濯物が絡みまくる&生地が傷むという症状がひどくなり、洗濯用ネットの追加購入が必要かなぁという気になってきたのでした。

洗濯用ネットで小分けにしとけば、絡まない・・・干す時に絡んだ洗濯物を見てイライラするよりは、ネットの1個や2個追加購入するのは必要経費。何万もする物ではないのだから、そこまでケチる必要もなかったのに、なるべく安く!という思いから、100均で洗濯用ネットを買う事にしました。これが結果的には「安物買いの銭失い」だったという1例をあげたいと思います。

そもそも、100円ショップで買う事にした理由は、当時「価格は安けりゃ安いほどよい」という価値観だったという事が大きいです。「洗濯用ネットなんてどれ買っても一緒かな~。」と思っていたし、「どこの国で作られた商品か」という事も気にしていませんでした。

100均の洗濯ネット、買って1週間でファスナー部分が閉まらなくなりました。パッカリ開いて何度直してもかみ合わせがおかしい。「安い物なんだし買いなおそう。」と、1回失敗したくせに凝りもせず再度100均で購入した私は馬鹿かもしれません。案の定、これまた早々にダメになりました。3度目の正直じゃないけれど・・・もう一度100均で買おうとお店へ行って商品を手にとると「Made in China」の表記。その時初めて「ん?中国製?」と気づいたのでした。

とりあえず、洗濯用ネットを買うのはやめて、100均の商品を1個1個確認してみたところ、当時、100均商品のほとんどが中国・台湾・韓国製の物でした。でも、Made in Chinaの製品は100均に限らずスーパーなんかでも沢山陳列されていましたし、「中国製=品質悪い」という意識は、特にありませんでしたね。その後、徐々に実感していくことになるんだけどね。

ファスナー部分がダメになったとはいえ、ネット部分は購入したばかりなので、とても綺麗。洗濯中に中身がネットから出なければいいのだから、口をしばれば使えるよね・・・。とりあえず「ファスナー壊れた=捨てる」のではなく、支払った210円の元はとらなくちゃ!と思った私は、100均で髪用のゴムを購入しました。ちなみに、これまた中国製。

ファスナー部分が壊れた洗濯ネットの口を、Made in chinaの髪用ゴムで閉じて使う日々。だけど、肝心のゴムがすぐビローンと伸びてダメになる。毎日のように洗剤と触れるので、消耗激しいんだろうなと思っていました。中のゴムが劣化する度に「朽ちるの早いなぁ」と思うものの、相変わらず100均の中国製髪ゴムを購入して使っていました。「ダメになる→新しく買う」を繰り返せば繰り返すほど、支出金額は増えて節約とは真逆の効果となるの図。

ある時、「日本製」と書かれた髪ゴムを100均で見つけ、中国製髪ゴムよりは量が少なかった(長さが短い)けど、購入してみたら、そこそこ長持ちするんですよね。100均であってもやはり日本製の物は、中国製より耐久性がいいんだな~と驚きました。同じ値段なら量が多い方がいいかしら・・・と、生産国を選ばず安物買いの銭失いを地でいってた私です。

100均に限らず、なるべく中国製の物を避けるようになってしばらく経った頃、何気なくTBSのがっちりマンデーを見ていたら、杉野ゴム化学工業の社長さんが出演されていて、番組内で中国製ゴムと日本製ゴムの強度実験をやっていました。この映像を見て「やっぱり!!!」と、なんか妙に納得してしまった私。100均の髪ゴムがどこのメーカーの物かはわかりませんけれども、一見、同じように見えても、明らかに品質に違いがあるという一例です。(参考:ゴム作りのスゴイ人! – TBS「がっちりマンデー!!」

さて・・・洗濯ネットの話から、髪ゴムの話に脱線してしまいましたけれども、洗濯ネットも、日本製と中国製とでは、明らかに品質に違いがある事を実感しています。

私が、100均の中国製洗濯ネットを買う前に、唯一持っていた洗濯ネットは日本製。これを購入したのは母であります。実家でずっと使っていた洗濯用ネットを嫁入りの時に持ってきたのでした。いつの間にか私専用の洗濯ネットみたいな雰囲気になっていたから、つい、実家からの荷物にしのばせてしまった。実家でかなり使い込んでいたネットを持って嫁入りする私って変かしら?使えるからこれでいいや・・・買いに行くのが面倒・・・みたいな感じで、持ってきたんだけども、これが耐久性抜群!長持ちでして・・・。もうかれこれ、20年以上使っているんじゃないかなぁと思います。

価格の高い日本製洗濯用ネットと、105円の中国製洗濯用ネットを比べる事がそもそも間違い。だけど同じ値段・同じ品質であったなら、中国製を買いますか?日本人ですからやはり日本製を選ぶと思うのです。中国製をつい買ってしまうのは、ぱっと見、値段が安く感じられるから。長い目で見ると、耐久性に問題があったり、品質に問題があったりで、決して安くはないにも関わらず。

値段相応、よい物は長持ちする。安物買いの銭失い、安かろう悪かろうの一例 (我が家の場合)を挙げさせて頂きました。長文を最後まで読んで頂いた方、有難うございます。私の失敗を是非活かし、賢い買物をして下さいませ。

100均 中国製品 おまけ情報

中国製の製品って健康面でも不安を感じませんか?

以前100均の中国製おもちゃから有害物質(鉛)が出た事もありますし、つい最近も(2012年5月)、100均のシリコンゴム製調理用品と乳児用おしゃぶりの一部から発がん性物質ホルムアルデヒドが溶け出したそうです。もっとも2012年の例は、ホルムアルデヒドが検出された22点のうち21点が中国製、日本製1点からも検出されたそうなので、中国製だけじゃないみたいですけど。(参考:朝日新聞デジタル:100均商品から発がん物質 おしゃぶりやゴム製調理具)。